今月の音遊人
今月の音遊人:ユッコ・ミラーさん「音楽は人の心を映すもの。だからごまかすことはできません」
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YSV104はバイオリンの「練習」に特化したモデル。そのため、電子回路を集約したコントロールボックスを極力シンプル化し、サウンドタイプは、はっきりとした音色と短めのリバーブで練習に最適な「ROOM」と、柔らかい音色と長めのリバーブでコンサートホールのような音を楽しめる「HALL」の2種類に絞っています。また、コントロールボックスにスマホアプリのメトロノームを接続したり、外部音源を接続して一緒に演奏を楽しんだりすることもできます。
この20年で音質や機能を進化させてきたサイレントバイオリンですが、実はそのデザインは1997年に発表された初代モデルからほとんど変わっていません。しかし、そこにも開発者たちの想いが込められています。
「この楽器の歴史はまだ20年ですが、シルエットだけでサイレントバイオリンだとわかるこのデザインは、プライドをもってずっと守るべきものだと考えているんです」(田村さん)
変わらず守り続けてきた柔らかくシンプルなそのフォルムは、形を見ればその商品と認識できるものに認められる立体商標として日米で登録されています。
変わらないデザインと進化する機能。これからもより良い音を目指して、サイレントバイオリンの歩みは続いていきます。
Take1:アコースティックの豊かで自然な音色に極限まで迫る、サイレントバイオリン™「YSV104」
Take2:弾く人にとっての理想の音を徹底的に追究したサイレントバイオリン™
Take3:進化する機能と、守り続けるデザイン
音が共鳴する部分のないソリッドタイプのボディでありながら、独自の『SRT POWEREDシステム』で胴鳴り感を再現。自らの音に向き合う、すべての演奏者に寄り添います。
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文/ 前田祥丈
photo/ 坂本ようこ
tagged: 楽器探訪, サイレントバイオリン, YSV104, SRTパワードシステム
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